1月の再入荷生地

長らく欠品していた人気の絣柄が先日やっと再入荷! 生地の詳細も含め詳しく紹介させて頂きます。 絣の中でも群を抜いて可愛く、特に女性からの人気が高い「変わり矢絣」。 こちら実に2年ぶりの再入荷となりました。 絣は無地や縞に比べて、その工程の多

100年の歴史を持つ工場での整経の工程

昔の備後絣は基本的に工程ごとの分業制で地域一帯にそれぞれの専門の会社が散らばっていました。 しかし、洋装化に伴う需要の減少でそういった1つの工程を専門に行う場所は残念ながら徐々に淘汰されていきました。 現在では1つの工場で全ての工程を一貫し

節織 濃紺が再入荷

再入荷のお知らせ   備後節織の最も基本となる品番、「節織 濃紺」の入荷がありました。 スタンダードな普通地の平織、120cmです。 「ジャパンブルー」という名にふさわしい美しく濃い藍色に染まった生地。 季節問わず様々なものにお仕

綿麻霜1

最高の風合いを持つ綿麻素材

最高な手触りの綿麻生地が織りあがったので、ご紹介します。 既存の「霜降」の薄手バージョンで、素材は綿麻(混率は綿50%麻50%)。その名も「綿麻霜降」です。 企画段階で絶対にいい生地が出来上がるだろうと予想はしていましたが、実際に触ってみて

藍染チェック柄のタックスカート

海外のお客様が仕立てたタックスカートをご紹介。 「普段はあまりスカートを履かないけど可愛い生地を手に入れることができたので、チャレンジしてみたわ。」との嬉しい声を頂きました。 下の写真にパターンが写っていますが、たくさんタックの入ったスカー

藍染刺し子織の生地

刺し子で表現した模様を模倣して作った織物を刺し子織(又は刺織)と言います。 柔道着などの生地としてご存知の方も多いのではないのでしょうか。 元々、布に厚みを持たせて1枚でも暖かく使えるように開発されたようです。 刺織の中でも柔道着などは極太

糸から藍染をするメリット

数十種類にも及ぶ備後節織の藍染生地はすべて、枷という糸を輪っか状にして染められます。それは昔と変わらず今も職人の手によって染められます。 藍染というのは非常に繊細で、気温や湿度によって染料をその都度ベストな状態に持っていかなければなりません

備後節織の検反作業

生地が織りあがった後に傷や糸の抜け、ヨゴレをチェックする検反という作業あります。 これは地味ながらとても重要な工程で、織布と洗いの間に行われます。 備後節織は昔のシャトル織機を使って織られるので、近年の高速織機に比べるとどうしても不具合が出