1月の再入荷生地
長らく欠品していた人気の絣柄が先日やっと再入荷!
生地の詳細も含め詳しく紹介させて頂きます。
絣の中でも群を抜いて可愛く、特に女性からの人気が高い「変わり矢絣」。
こちら実に2年ぶりの再入荷となりました。
絣は無地や縞に比べて、その工程の多さから出来上がりに約倍の時間がかかります。
その上、卸の方の注文が立て込んでおりここまで時間がかかってしまいました...。
その間多くのお客様から再入荷の時期についてお問い合わせを頂いていたこの変わり矢絣。
たんまりと在庫積んでおりますので今のうちにどうぞ。
昔の矢絣
この絣の特徴は藍染の濃紺地に日本では古来より縁起の良い柄として知られる矢絣をポップな雰囲気に改良しているところです。
一般的な矢絣は伝統的に女子学生の卒業袴の柄として認知されているかと思います。
色は春に行われる卒業式らしく紫やピンク、赤が多いようです。
服地用にアレンジ
この柄を服地やインテリア用にアレンジしたのです。
100cm幅の生地の中に小さめの2色の矢絣を所狭しと散りばめてあります。
染めていない生成色の絣ともう1色の藍絣は「藍返し」と呼ばれる技法で染めています。
藍返しとは繰り返し染めのことで、一度出来上がった柄の上からもう一度染め返して藍の上に異なる色の藍を表現する染色方法になります。
何にオススメ?
シンプルでクラシックな雰囲気を持つ柄がほとんどの絣の中でも唯一と言って良いほどポップで現代的なデザインかと思います。
風合いは素晴らしく、季節問わず使える程よい厚みの生地です。
お部屋が明るい雰囲気になるのでクッションやピローケース、カーテンとして使われるお客様が多くおられます。
ルームウェアやパジャマに仕立てるのも、1日がハッピーになって良いかもしれません♪