古典的なのに斬新な絣生地

備後絣の織元よりとても貴重でめずらしい藍染の絣生地が届きました。おそらく「このような絣は初めて見た」という方がほとんどかと思います。 今日は開発秘話や使用例も含めてご紹介させていただきます。   9種類の市松つなぎ 見た目のインパクトがスゴ

新年のご挨拶

あっという間に1月も半ばになってしまい、新年のご挨拶というには遅すぎますが…   本年も何卒よろしくお願い致します。   まだまだ何かと厳しい世の中が続いていますが少しでも生地好きな皆様のお役に立てるよう、弊社の生地

シャトル織機の緯糸はこうやって作られる

みなさまご存知の通り、タテ糸とヨコ糸が織り合わさって1枚の布になります。 弊社が取り扱っている全ての生地はシャトル織機と呼ばれる、旧型の低速織機で織られています。 ”シャトル”というのはヨコ糸の意味でもあり、織機に張られたタテ糸の間を右から

シャトル織機で朱色を織る

藍染や墨染などシックな色バリエーションが多い備後節織の中で、唯一!?とも言える鮮やかなカラーの品番がこちら「節織 朱」 直接染料というとても発色の良い染料で染められています。 紺系の生地と使うととても映えるので、差し色としての効果大です。

広幅の絣はどうやって作られるのか!?

絣と聞いてまず最初にイメージされるのは、着物や作業着などの柄ではないでしょうか。 それらはすべて着尺と呼ばれる幅35cm程度の絣が一般的です。 備後節織の絣柄は広幅(100cm〜120cm)なんですが、広幅の絣はどのように作られるかご存知で

日本で唯一の絞り染め絣

備後節織はおそらく日本で唯一であろう広幅の絞り染め絣を作っています。 着尺(幅40cm前後)の絞り染めはまだ各産地で作られているようですが、使い勝手の良い100cm幅で量産できるのはとても貴重。 そんな備後産地でしか作ることのできない絣をご

備後節織のキャビネットカバー

過去に生地を通販で購入頂いたお客様が作られた作品紹介をします! 生地購入を検討されているお客様が作品作りのイメージとして参考にして頂ければ幸いです。 今回はスライド式のキャビネット扉の例をご紹介。 使用頂いた生地は「霜降 柿渋」、厚手のとて