綿紗文人
日に日に暖かい日が多くなり、いやむしろ暖かいを通り越して暑い日も増えてきている今日この頃。 そんなこれからの時期にぴったりの生地が再入荷しました。 「綿紗文人 濃紺」 【紗】 生糸の織物の一種。織り目がきわめて粗く、軽くて薄い
藍染刺し子のタキシード
先日海外のお客様よりとっても素敵な写真が送られてきました。 なんと!自身の結婚式のタキシードに弊社の生地を仕立てて着用してくれたと言うのです! 涙が出るほど嬉しいことですよね。遥か遠い日本の生地を買い求めて頂ける
お茶染めの布団縞
明治・江戸期に多く使われたていた極太の縞模様のことを、布団縞と呼んだりします。 その名の通り布団に多く使われていた縞で一度は見たことのある方も多いのではないでしょうか? この古典的な縞にインスパイアされてできたのが、「多色太縞」。 布団縞そ
柿渋染と藍染の掛け合わせ
備後節織の柿渋染の品番の多くが生産終了となる中で、継続できることとなった「風合柿渋×藍」の入荷がありました。 この生地はタテ糸に柿渋染めの糸、ヨコ糸に藍染の糸を使って織り上げます。 紺と茶がミックスされた仕上がりは本当に美しい!  
最高の風合いを持つ綿麻素材
最高な手触りの綿麻生地が織りあがったので、ご紹介します。 既存の「霜降」の薄手バージョンで、素材は綿麻(混率は綿50%麻50%)。その名も「綿麻霜降」です。 企画段階で絶対にいい生地が出来上がるだろうと予想はしていましたが、実際に触ってみて
松阪木綿 藍染液中絞りの作業風景(動画)
松阪木綿の藍染は江戸時代より400年以上も続く伝統的な織物で、三重県から県指定の伝統工芸品にも選ばれている素晴らしい技術です。 ルーツはかつてこの地が日本でも指折りの紡織の中心地だったことに加え、 産地にほど近い伊勢神宮に綿織物の奉納を義務
松阪木綿 藍染縞の検反作業(動画)
織布が終わり最後の工程となるのが、検反です。 松阪木綿は着尺で40cm巾の反物なので手元に置いての検反が可能になります。 とても神経を使う作業で職人が目を光らせてチェックをしています。 初めての方は興味深くご覧頂けると思います。 それではど
糸から藍染をするメリット
数十種類にも及ぶ備後節織の藍染生地はすべて、枷という糸を輪っか状にして染められます。それは昔と変わらず今も職人の手によって染められます。 藍染というのは非常に繊細で、気温や湿度によって染料をその都度ベストな状態に持っていかなければなりません
広幅の絣はどうやって作られるのか!?
絣と聞いてまず最初にイメージされるのは、着物や作業着などの柄ではないでしょうか。 それらはすべて着尺と呼ばれる幅35cm程度の絣が一般的です。 備後節織の絣柄は広幅(100cm〜120cm)なんですが、広幅の絣はどのように作られるかご存知で