初心者の方にも安心。刺し子にオススメの生地

コロナ前あたりから「刺し子」を始める方がずいぶん増えたのでは、と肌感で感じています。
おうち時間が多くなったのもありますが、集中できてストレス解消になるから始めたという方も多いのではないでしょうか?
時間を忘れて何時間もチクチクしてた!と言う方もいらっしゃいます。

弊社のお客様でも刺し子のために生地を探されているが多く、ご相談を受けて生地をご提案することがよくあります。

そんな刺し子愛好家のお客様から、ご自身の作品の写真をお借りしたのでご紹介します。

 

 

刺し子の模様

このお客様は刺し子上級者で、毎回さまざまな模様に挑戦されています。
どの作品も圧巻で、見惚れてしまうほどです。

まずはお馴染みの「麻の葉」模様。
伝統的で演技の良い幾何学(きかがく)模様です。

濃紺の生地に少し薄めの紺の糸を使う配色がとても素敵です。

 

 

これは刺し子ではよくデザインされる「七宝」をアレンジしたものだと思われます。
コンパスで書いた下書きに沿って、一針一針丁寧に刺されています。

ちなみに七宝は厄払いや子孫繁栄など古くから重宝される縁起の良い柄です。

 

 

 

 

なんて素晴らしいのでしょうか!
うっとりするような、毬をモチーフにした刺し子です。


曲線だけでも難易度が高いと想像します。
さらに何度も何度も刺して、糸で「色」を作る。
まさに「美は細部に宿る」を体現した作品です。


ここまでの細かい手仕事をコツコツ積み上げるには相当の手間と時間を要します。

 

 

 

 

初心者の方でも使える刺し子向けの生地4選

刺し子に使う生地はさまざまで、初めての方には図案がプリントされたものなどあるようです。
ふきんを作るなら晒しの布が一般的ですし、ダブルガーゼなどもよく使われます。

また、ご紹介したお客様のように藍染の生地も定番です。

伊勢木綿 晒し

「三馬」と呼ばれるブランド糸で織られた、ふんわりとした晒し生地です。
使っていくうちに糸が綿(わた)に戻ろうとしてどんどん生地が柔らかくなっていくという特徴を持っています。

吸水性もよく、ふきんに使うには最適です。
1mあたり350円と値段をお値打ちなので、刺し子初心者の方にもオススメです。

 

 

 

 

泉州綿紗 晒し

タオルの一大産地である大阪・泉州で織られたガーゼ生地です。
生地として織り上がった後に晒すことで、吸水性が上がり手触りの良さが際立ちます。

刺し子ふきんに最適な素材です。

 

 

 

松阪木綿

松坂集合1

最も刺し子に使われている生地です。
程よい厚みで土台の布としては最適かと思います。

練習用から本格的な作品づくりにまで幅広く利用できます。
天然藍なので体や環境にも優しいです。

 

 

 

 

節織 濃紺

綿麻節織

120cm幅の広幅生地です。
練習用としてカットして使ったり、大判サイズの作品づくりにもピッタリです。

松阪木綿よりは少し薄手で、フワッとしています。
ちなみに記事でご紹介したお客様はこの生地を使用しています。

 

 

 

改めてお客様の刺し子作品と、刺し子にオススメの生地4選をご紹介しました。

ご参考にしていただけたら幸いです。