伊勢木綿の晒

 

 

 

 

伊勢木綿 文

 

東海地方は昔から木綿の一大産地として知られて、その中でも特に縞や格子が代表的な柄となっています。

伊勢木綿も例外ではなく、縞や格子の産地として昔から名を馳せていました。
50年ほど前まではまだ数多くの工場があったそうですが、時代の変化と共に衰退し現在では「臼井織布」の一社のみでその産業を支えています。

 

弊社では6,7年前から数多くある縞や格子ではなく、「文」と呼ばれる無地の手ぬぐい地のみを取り扱いさせて頂いています。
なぜメインの柄物ではなく、無地だけなのかと言いますと...

 

それはこの生地の風合いに一目惚れならぬ、一触れ惚れしたからです。
すでに触って頂いたことのあるお客様でしたら分かると思いますが、驚くほどに綿(わた)そのままのような柔らかく優しい風合いなんです。

その理由は、弊社のある岡山県倉敷の「倉敷紡績」が開発した「三馬」と呼ばれる単糸のブランド糸を使用しているのがその一つ。
さらには100年前から使用されている旧式の織機で低速で織り上げるので、ふんわりとした仕上がりになるのです。

 

手ぬぐいなのでそのまま手ぬぐいとしての利用はもちろん、ご自身で後染めされるお客様も多くいらっしゃいます。
小さくカットしてふきんとしても使っても、給水力抜群です!
コロナが蔓延した初め頃は手作りマスクとしての需要もかなりありました。
不純物なしの体に優しい素材なので、ナチュラルな素材にこだわってらっしゃるお客様にも重宝すると思います。

 

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それではまた♪