生地屋の倉庫をお見せします。
生地をオンラインショップで購入する際にこんな悩みや不安はありませんか?
- 店舗を持たないオンラインショップの生地屋ってどんな感じなの?
- 私達が買った生地って、一体どんなところから発送されているの?
- 生地のネットショップって何となく怪しいけど本当に信頼できるお店なの?
その気持ちわかります。ただでさえ顔の見えないオンラインショップで、さらに触ってみないと質感や厚みがわからない生地という商品を購入することは簡単ではありませんよね。
せっかくネットで見つけて、決して安くはない生地を買ったのに失敗したくない気持ちは誰でも同じだと思います。
やはり生地という商材を考えた時に、手芸屋さんのように実際に触って風合や厚みを確認して購入するのが一番だと思います。
むしろ実際に触ることができないというのがお客様にとって一番悩ましい点なはずです。
当店の生地倉庫をお見せします。
そんなお客様の悩みや不安を一つずつ解決していきたいので、本日は第一弾!
として当店の生地倉庫をお見せしたいと思います。
ここでは取り扱い全ての品番を保管していて、注文が入り次第棚から生地を取り出してカットするのです。
それらを梱包して毎日集荷に来てくれる佐川さんにお渡しして、配送となります。
生地の棚からどうぞ。
まずはこちら松阪木綿の棚から。
40cm幅なのでコンパクトに収まってくれます。
松阪木綿は通常、織元から原反を1ロット単位(8反)で仕入れます。
それらを整理加工(洗い&糊落とし)の専門工場へ送って、この状態になって戻ってきます。
これは伊勢木綿ですね。
伊勢木綿も幅が狭いので手狭な倉庫の隅に保管しています。
反物でご購入頂いた際は12mにカットして発送します。
こちらは最も品番の多い備後節織。
まずは倉庫内に大工さんを呼んで、専用の棚を作ってもらうところから始まりました。
今では3段の棚が備後節織で溢れかえっています。
厚手の生地なんかは重量も結構あるので、運んでいると軽い運動になったりして一石二鳥!
謎の機械?
そしてこの機械。皆さんなんだと思いますか?
よくわからない形で怪しいですよね......
実は!
この機械で生地の長さを測っています。
両端に生地を引っ掛けるパーツがあって、その間の長さがちょうど1mに作られています。
なので誰でも正確に長さを測れる優れものなんです。
こうやってギザギザに引っ掛けて1mずつ折り返していきます。
このギザギザは片方に30個ずつくらい付いているので、ちょうど1反=30mを測れる作りになっています。
生地サンプル(スワッチ)もここで作ります。
生地サンプルを作るのも大事な仕事。
生地選びに失敗しない為にも、先にサンプルを購入されることをオススメします。(10種類で1000円)
サンプル用に大まかにカットされた生地達を、
ここで台紙に貼るつけるようにさらにカットしていきます。
細かい作業です。時間もかかるので、今日はサンプル作りに没頭するぞ!と決めて丸1日かけたりもします。
少しは当店の生地がどんな場所に保管されているか、どんな所から発送されているのかイメージして頂けましたでしょうか?
一人で作業している為、片付けが行き届いておらずお見苦しい点があったかもしれません。
ですが、こうやってどんどん可視化していくことでお客様の購入に対しての悩みや不安が少しでも和らげば本望です。
ではまた♪